コラム
アウトソーシングの種類
アウトソーシングとは、
『業務の一部又は全部を外部に発注する、
業務に必要な人材やサービスといったものを外部から調達する』
ことを言います。
社員がより重要な業務に集中するため、
それ以外の業務の一部、
又は全部を外部に任せてしまうことにより
重要な業務への労働力集中、
業務の効率化等を目的として活用されます。
アウトソーシングの種類は4種類
では、アウトソーシングの種類には
どのようなものがあるのでしょうか?
経済産業省発表の
「アウトソーシング産業事業規模基本調査」に、
アウトソーシングの定義における
アウトソーシングの種類についての記載があります。
記載によると、
広義のアウトソーシングの定義は4種類となっています。
①業務の企画・設計から運営までを受託する業務*
企業がアウトソーシングしようとする
業務についての企画・設計、運用まで、
全ての業務を外部へ任せてしまい、
企業は外部に任せた業務への評価のみを行う
という形。
②業務の企画・設計を受託するコンサルティング業務
企業がアウトソーシングしようとする
業務についての企画・設計を外部に行ってもらい、
その運用については企業自身で行う
という形。
③業務の運営のみを受託する代行業務
企業自身がアウトソーシングしようとする
業務について企画・設計を行い、
その一部、または全部の業務を外部に行ってもらう
という形。
④人材派遣による補助業務
企業が、ある業務に対する専門知識を持つ人材を派遣してもらい、
その業務を行ってもらう、
というかたち(指揮命令権は派遣してもらう企業側にあります)。
*狭義のアウトソーシングの定義は
①業務の企画・設計から運営までを受託する業務のみ
“主要業務に集中したい”
“業務を効率化したい”
“コスト削減したい”
アウトソーシング活用の目的は
企業により様々だと思います。
アウトソーシングの活用を検討の際
ご参考になれば幸いです。